T.F(2016年入社)
受講者の思いを見える化し人財育成の次の一手を紡ぎ出す
前職では就職試験・国家試験対策予備校の事務職として約5年間勤務。2019年7月にNTTデータユニバーシティに中途入社。入社以来プロジェクトマネージャー育成研修を中心に、新人研修をはじめNTTデータグループ内外に向けた様々な研修の実施運営を担当する。趣味は旅行。
「誰かの人生に関わりサポートする仕事がしたい」という自分の仕事観から、前職では就職試験・国家資格取得支援の予備校で事務職をしていました。幅広い年齢層の受講者との面談で人生経験や転職の動機を聞いているうちに、自分も同じ場所で1つのことを極めるより、今のうちにもっと幅広く「人財育成」に関わって視野を広げたいと思ったのが転職のきっかけです。
その中でNTTデータユニバーシティを選んだのは、IT領域に限らず取り扱う研修コンテンツの幅広さと豊富さ、NTTデータグループという大きな組織で多様な人と関わりが持てるのではと感じたことが理由です。なにより最終面接で実際に対面したときの会社と人の穏やかな雰囲気に「この人達と働きたい」と思えたことが決め手でした。実際にその直感は今でも間違っていなかったと思っています。
プロジェクトマネージャーの育成やスキルアップを目的とした研修サービスの実施運営に携わっています。この他にも、NTTデータグループの新入社員研修やビジネススキル関連・システム開発関連の研修の運営を行うこともあるので、年間で担当するのは約200レッスンです。
運営と一言で言っても、日々の業務は顧客調整・受講者の管理や案内、講師手配、当日対応、研修実施後の評価・報告など様々です。社内外のステークホルダーとの各種調整事項がとても多いため、必要作業を明確化することと、細やかなコミュニケーションを大事にするようにしています。
「すべて人で成り立っている仕事」であることを意識することです。私たちの提供する「研修」は形のないものですが、人事・育成担当者の想いはもちろん、受講者自身の学ぶ意欲、講師の指導に対する熱意等、様々な関係者の想いの上に成り立っていると考えています。実施担当として淡々と機械的に進めるのではなく、できる限りそれぞれの想いを実現できるよう、研修仕様の調整から丁寧に進めることを心がけていますね。
また、社内にはエンジニア経験者やNTTデータグループ在籍経験者が多く、雑談ベースでIT知識を教えてもらえることがあります。入社当時はITスキルが全くなかった私でも、社内で会話をしながら理解を深めることができました。様々な学びが得られるため、社内外問わず、ステークホルダーとのコミュニケーションは大切にしたいと思っています。
NTTデータグループ社員の人財育成に幅広く、そして深く関わりが持てることが一番の魅力だと思います。
運営を担当していると、自分が担当した新入社員研修の受講者と実際の業務で関わる機会もあるのですが、成長した頼もしい姿を見ることができるのはとても嬉しいです。
また、一緒に働く社員をはじめ講師の方やお客様は、穏やかながら熱意を持って人財育成に取り組んでいる方ばかりです。そういう姿勢を身近で感じられる環境は、私にとっても良い刺激になっていますね。