T.F(2016年入社)
受講者の思いを見える化し人財育成の次の一手を紡ぎ出す
前職ではOS構築・運用を主業務とするインフラエンジニアとして約7年間勤務。2021年11月にNTTデータユニバーシティに中途入社。前職の知識を活かし、若手社員向けのテクノロジ研修やDX研修の実施運営を担当する。お酒が好きで、週末は行きつけのバーで飲むのが生きがい。
前職ではSES(業務に対して技術者の労働を提供する契約)での働き方だったため客先に常駐することが多く、プロジェクト毎に勤務地や働く人が変わることが当たり前でした。約7年間働き、リーダーも経験しましたが、勤務場所・時間がプロジェクトによって左右される環境ではなく、腰を据えて働きたいと思ったことが転職を決めたきっかけです。また、当時育成を担当した若手社員が現場で評価されたことが我が事のように嬉しく、その経験が基となり人財育成・研修業界への強い興味と関心を持ちました。
入社を決めた理由は、NTTデータユニバーシティがNTTデータグループという大きなバックボーンがあり、多様なニーズに応えた研修サービスを提供しているため、研修・育成の最前線に携わることができると感じたからです。未経験でチャレンジしたい私を受け入れてくれた懐の深さと優しい雰囲気も、決め手の1つでした。
技術知識の基礎を取得する若年層向け研修プログラムの実施・運営を主に担当しています。新入社員研修の運営にも携わっており、年間の研修提供人数は約1,500名です。
入社して1~2年目の方への提供も多く、案内文や周知事項を作成する際には伝わる内容は想定通りのものかなど「受講者の目線」を常に意識するようにしています。
また、最近ではスマホネイティブなど受講者のバックグラウンドも大きく変化していることから、受講者と時代に沿った研修になるよう、講師とは常に内容のアップデートを図っています。
研修を受ける方というのは、新しく物事を学びたいと考えている方がほとんどです。私たちはその想いを応援する立場だからこそ、初めの一歩で躓かないよう十全な準備・サポートしていくことが大切だと考えています。
研修によっては開始時に受講者の方々へ研修の目的をお伝えすることもあり、その際は受講に対するモチベーションが高まるような説明を心がけています。慣れないうちはなかなか難しかったのですが、教材を何度も読み込む、リハーサルを動画で撮影しフィードバックをもらうなど、練習を重ねることで少しずつ上達していきました。気持ちよく受講していただくためにも、自分にできることは精一杯取り組みたいと思っています。
一番の魅力は、社員はもちろん、受講者・講師を含めさまざまな知識・スキルを持つ方と関わって働けることです。各分野でプロとして携わる方々が熱意をもって取り組まれている様子はとても刺激になりますし、自分が知らない知識を見聞きする絶好の機会でもあります。
また、取引先の人事・育成担当者と人財育成に関する課題を雑談の中で会話できる関係性が築けていることも他社にない大きな魅力だと考えています。取引先とのランチの最中や立ち話の中で思わぬヒントがポロリとこぼれてくることもあり、様々な角度から業務に繋がっていく面白さを日々感じていますね。